第二幕~序章~

27/28
2323人が本棚に入れています
本棚に追加
/202ページ
†Side・Rei† 嬉しかった。 嫌われたと思ってたから。 零「あっ……んんっ…」 手加減出来ないって言っても、俺に触れる手はまるで壊れ物を扱うかのように優しい。 そんな行動から、愛されてるんだって実感出来る。 零「んやっ……ぁあっ」 久しぶりの感覚に、体が無意識に逃げようとする。 だが帝がそれを許さなかった。 帝「逃げるな。大丈夫だから。」 今まで痛みしか感じて来なかったから、快楽にはどうも弱い。 何時になっても、慣れないな。 零「ぅんっ……ふぁ…」 帝は俺を落ち着かせるように優しくキスしながら、色んな所を愛撫していく。 そうされると何故か体から力が抜けていった。 帝「零……良いか?」 早く、感じたいんだ。 本当は、もっと手荒く求めて貰いたいぐらい。 零「もっ…早くっ」 俺がそう求めれば、帝は俺の願い通りに一気に俺を貫いた。
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!