独りの時間

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全てを話し終えた頃には 舞鶴から神崎の方向へと向かい そのまま由良海岸付近まで到達してた 元カレ 『……………』 …………… 元カレ 『…じゃぁ 結局 一昨年から付き合ってたんやね……』 はい 元カレ 『…そかぁ』 ………… 元カレ 『…………』 ………… 元カレ 『…それでか……』 …え? 元カレ 『アイツ…… アイツから電話とかかってきた時って 何故か切羽詰まったよぅな感じやったんですよ…』 …はい 元カレ 『……寂しかったんかなぁ』 …………… 元カレ 『……………』 …………… 元カレ 『まぁ… 確かにオレはアイツの元カレで 最初はオレからフッたんですよ……』 …はい 元カレ 『けど 車を買い換える時に 前の車を掃除してたら プリクラが出てきてね… 妙に懐かしくて 連絡取ってしもたんです…』 はい 元カレ 『で…… それキッカケでちょくちょく会うよ~になったんやけどね…… そか……… そやったんや…………』 …………… 元カレ 『……………』 …………… 元カレ 『……………』 …すみません なんか… なんか すみません 元カレ 『なにがです?』 …いや すみません…… 元カレ 『謝らんといて下さいよ…… 逆に嫌やわ……』 …………… 元カレ 『……………』 そ~じゃないねん 哀れみとか 罪悪感とかじゃないねん なんか…… すみません しかないねん……
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