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それから2日後
仕事中に何度か着信があり
確認したけど番号のみ
誰やろ…
と思い
仕事終わりでかけ直すと
電話の向こうからガサツな関西弁で応対
え~と…
さっき電話貰ってたんやけど…
誰?
『おぉ~!
加藤???』
うん
誰??
『分からん?』
分からん
『悲しいわ…』
だから誰!?
『辰弥や辰弥!』
お……
おぉ~!!
久しぶりやん!
どないしたん!
辰弥
『いや
お前出てきたって噂聞いて前の携帯にかけたけど
繋がってないやろ?
せやし
昼にお前んち電話して
おばちゃんに聞いてん』
そ~なん笑
辰弥
『つか…
お前って週末暇?』
ん?
今週末?
辰弥
『おう』
暇…っちゃぁ暇かなぁ
辰弥
『ほなコッチで飯でも食おうや!』
ん~…
まぁエェけど
あ!
今週末どっちみち市内行く用事あるから丁度良かったわ!
うん!
行く行く!
辰弥
『なんか…
それ無かったら断ってたよぅな言い方やな汗
まぇ~か!
ほな
土曜日の夕方とかど~や?』
了解!
ほな時間はまた当日決めよか!
辰弥
『わかった!
とりあえず泊まる用意だけして来いよ』
なんで?
辰弥
『酒入るのに帰らせるワケないやろ』
あ~
それもそやな
辰弥
『じゃぁまた連絡してくれ!』
はいよ~
この辰弥って奴は
親友.のんちゃんのツレで
10代からの付き合い
仕事で京都市内に引っ越し
今はワンルームで一人暮らし
んま…
暇潰しにはなるか笑
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