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ナオ
『英和くんって…
彼女居てへんの?』
うん
ナオ
『そ~なんや』
当分いらんわぁ~笑
ナオ
『なんで?』
なんとなく…
ナオ
『へぇ~』
彼氏は?
ナオ
『いてないよ~』
そ~なんや
ナオ
『マネせんといて笑』
ゴメン笑
ナオ
『…横
こんな感じでイィ?』
え?
あぁ~
はい
ナオ
『ソフトモヒカン風にするしな』
あはい
ナオ
『て言うか
癖毛??やんなぁ~』
せやねん…
癖毛やし
前髪の生え際が変やねん
ナオ
『ぽいよなぁ~』
え?
切りにくい?
ナオ
『大丈夫!!』
なら良かった
ナオ
『どんな髪でも言われるがままに切りますんで!笑』
そか笑
つか…
ハゲの客も
やっぱ来る??
ナオ
『来るよ~!
“軽くすいて”
って言われるんやけど
どこを!?
って感じ笑』
そ~なんや!爆笑
あ~……
オレもそ~なるんやわ…
ナオ
『まだ早いって』
いや
親父の家系がハゲばっかやから
ナオ
『そ~なんや!
じゃあ
そ~なったらココに来て!
恥ずかしないやろ?笑』
まぁな~
幸いな事に
終始会話は弾む一方で助かった
そして
40分程で全ての工程が終わり
ブローをしてもらって終了
お~!!
めっちゃスッキリしたわ!
ナオ
『そ?
良かった良かった!』
ん~
…やっぱ金払うわ!
ナオ
『いらんいらん!
練習台になってもらってるのに』
いや
でも悪いやん…
あ~
ほな…
晩飯おごらせて!
ナオ
『え?
うん!
それなら
ハイ
喜んで!笑』
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