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『それでは、向かいましょう』
ゼノさんは作業員達に向かって言った
『ゼ、ゼノさん。遅れたことは本当に申し訳ありません、でも、昇進は絶対ものにしたいんです』
ガイストはゼノさんの後ろで必死に訴えた。俺はそれを横で見て、ガイストの昇進に対する熱意に感動した
『ふふ、ガイストくんにティーポくん。あなた達には充分1stになれる実力があるわ、そんなあなた達をオスカル隊長は見込んだのよ。もちろん、私もね』
そう言うと、ゼノは作業員の後ろについていった
『・・・あ~、良かった』
ガイストはゼノさんに聞こえないように溜め息と同時に安堵の言葉を発した
『おい、ガイスト。せっかく感動してたのに、そんな腑抜けた発言最後に持ってくんなよ』
俺は呆れながらゼノさんについていった
『あ、待てよティーポ』
ガイストは小走りでついてきた
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