132人が本棚に入れています
本棚に追加
じゃあな、と言って晴れた空に去る自分に、あー、なんか映画のワンシーンみたいだ、と思っていると
「サド───!!」
後ろから大きく叫ばれた自分を指す呼び名に、少し呆れて振り向く
まったく、去り際を邪魔するなんて…これだからガキは
ハイハイと振り向けば、神楽はこの晴れた空みたいな青をぶら下げてニカっと笑った
「お前の好感度、酢コンブ一枚分だけ上がったヨ!!」
沖田はあっけにとられる
「……。酢コンブってオマ」
「じゃあナ!」
「聞けよ」
最初のコメントを投稿しよう!