雨のち晴れ。

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じゃあな、と言って晴れた空に去る自分に、あー、なんか映画のワンシーンみたいだ、と思っていると 「サド───!!」 後ろから大きく叫ばれた自分を指す呼び名に、少し呆れて振り向く まったく、去り際を邪魔するなんて…これだからガキは ハイハイと振り向けば、神楽はこの晴れた空みたいな青をぶら下げてニカっと笑った 「お前の好感度、酢コンブ一枚分だけ上がったヨ!!」 沖田はあっけにとられる 「……。酢コンブってオマ」 「じゃあナ!」 「聞けよ」
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