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「…雨の中黙ってオメーといるなんて趣味じゃねェんでねィ、せめてなんか喋れや」
「………」
ついに返ってこなくなった声に沖田は視線を空に向け、重く暗い雨雲に溜め息をついた
あー、つまらねェ
通常ならば今頃屯所で落語を聴いてるか、テレビを見ているのに、こんなことならサボって昼寝なんてしなきゃ良かった
また帰ったら土方コノヤローに怒鳴られるんだろう
しかも鉢合わせしてるのがコイツって…
くだらねェ…
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