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「ここから少し歩くからなぁー♪」
¨JOKER¨は1番前を歩いて、みんなを誘導する。
しばらく道なりを歩いていたが周りの民家やお店に人の気配がしない…というよりまるで雅人達を待っているかのように静まりかえっていた。
「着いたよ~」
と、雅人達は古びた学校跡の前にいた。
「この中だから。」
と、¨JOKER¨は校門らしき門を開ける。
○月×日PM13:40
雅人達は体育館に連れて来られた。
しかし、体育館には廃校になったとは思えないほど中は綺麗だった。壇上にはパソコン機具。なぜか、ライフルなどを所持した迷彩柄の男達。そして大量の鞄…。
「…??」
雅人も…また、他の人達も不思議そうに辺りを見渡す。
「じゃあ、始めます~」
¨JOKER¨は椅子に座り話しだす。
「今日集まったみんなは自殺するために集まった…つまり、今日でみんな死ぬ…でもな、私のサイトはそんな事をするサイトじゃないんだなぁ~」
さらに話しは続く。
「表向きはそうなんだけど、実はみんなには更正してもらおうと思うんだ~」
みんなは訳もわからず、ざわざわと騒ぐ。
と、
「って事は僕は…し、死ねないんですか…?」
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