世界でイチバン……

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それからというもの、事あるごとに彼女ちゃんは僕に付き纏うようになった。 僕も初めは迷惑していたが、彼女ちゃんの天真爛漫さに振り回されるうちに意識するようになっていった。 『よし!そろそろ付き合ってもいいでしょ、僕くん?』 『お断りです。というか、さっきから1分と42秒しか経ってませんが』 『ですよねー』 とは言うものの、照れからかなかなか付き合い始めるのに時間はかかったのだが。
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