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そんなことを話しながら、食堂にいき食事の時間となった。
「彗くん、今日は入学式だね。」
「そうですね。お嬢様。」
「楽しみだねー。」
「そうですね。お嬢様。」
「同じクラスになるといいね。」
「そうですね。お嬢様。」
「・・・・・さっきから、同じことしか言ってないね。」
「・・・・・」
否定はしないが。かといって、この場で余計な事を言うと駄目そうな気がする。
・・・・・言葉遣いを間違えると、お前の親父さんに怒れられると、思うんだよ。
そんなこんなで、
『・・・・・そろそろ行かないと遅刻してしまいますよ。彗様。』
という、恋の忠告を聞いて家を出た。
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