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俺と香織は学園へ徒歩で向かっている。
香織が車での登下校を断固拒否したからである。
車で行ってくれれば護りやすいんだが・・・・・。
まぁ、小中と同じように登下校の護衛を高校でも続けていると思えばいいか・・・・・。
「香織、こけないように気をつけろよ。」
「うん。気をつけるよ。」
ちなみにこの喋り方は香織の家では内緒にしている。
この喋り方だと主人に対しての尊敬の心が無いからだ。
でもこの喋り方は香織がオッケーにした物だ。
っていうか、あの喋り方を見られるのはさすがに恥ずかしいからだ。
香織が言うには、彗自身の本心を聞くにはこれが一番話しやすいしな。
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