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「剣の時は飲み込みが早いな。続いて三つ目~。」
「・・・・・赤い水晶?」
「これは『機械水晶』だ。剣の調整をしてくれるから、いつも首にかけてろよ。」
「・・・・・了解しました。ごちそうさまでした。」
喋りながら、朝ごはんを食べ終え、保育園へ行く準備を始める。
「彗~。今日、大事な話があるから~覚悟して~おいてね~。」
「全然迫力ないけど。では、行ってきます。」
「「行ってらっしゃ~い。」」
こうして、朝の日々が始まった。
#
保育園にて。
「こっち。こっち。こっい。」
「わ~い。砂のお城の出来上がり~。」
「お父さん。ご飯を食べてくださいな。」
・・・・・それぞれが好き勝手に遊んでいるカオスな空間。
それがこの『中山町立保育園』。
とても騒がしい所だ。
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