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その瞬間、男達だけではなく女子達もどよめいていた。蘭は、呆気をとられたように、ポカンと立っていた。そんな蘭に、軽く手を振ると、外方を向いた
「まだ、怒ってんのか…」
「くそ!竜也、今度は俺の攻撃だぜ」
「いつでもかかってきなさい」
俺は、目の前でドリブルしている明から、いかにボールをとろうか悩んでいる
明は、俺を抜くために何回もフェイントをかけてくる
「明、悪いがフェイントはきかない。お前の動きじゃなく、ボールを見てるからな」
「さあ、どうかな?」
明は、一瞬ニヤリとして行動を開始する。ボールを後ろでついたり、股の下でついたりと自由にボールを操る
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