4人が本棚に入れています
本棚に追加
ある世界の
ある大陸の真ん中で
天に突き刺さるほどの
闇黒魔城があった‥‥‥‥
そこには
世界を我が物にした
たいそう強い大魔王がいた
大魔王は月に一回
人間を一人ずつ
生贄の儀式として
殺していった‥‥‥
「グワハハハハ‥‥‥‥
これほど意味のない儀式はないな!!」
大魔王は高らかに笑いながら言った
そう‥‥‥
生贄の儀式というのは
真っ赤な嘘‥‥‥
そもそも生贄の儀式を
やる必要などない
世界の人間を一人ずつ殺す
大魔王のただのお遊びだった
最初のコメントを投稿しよう!