序章 恐怖と死

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ある世界の ある大陸の真ん中で 天に突き刺さるほどの 闇黒魔城があった‥‥‥‥ そこには 世界を我が物にした たいそう強い大魔王がいた 大魔王は月に一回 人間を一人ずつ 生贄の儀式として 殺していった‥‥‥ 「グワハハハハ‥‥‥‥ これほど意味のない儀式はないな!!」 大魔王は高らかに笑いながら言った そう‥‥‥ 生贄の儀式というのは 真っ赤な嘘‥‥‥ そもそも生贄の儀式を やる必要などない 世界の人間を一人ずつ殺す 大魔王のただのお遊びだった
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