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大魔王は続けて言った
「そういえば
先月は生け贄の儀式をしていなかったかな?
今月も‥‥‥
おお!
今日がちょうど儀式の日だな!!
ならば
貴様を今ここで生け贄にしてやろう‥‥‥
貴様なら
人間２人分にはなるわ!!
最後に
何か言いたいことはあるか?」
王様は言った
「この先、何年後かに
そなたを討ち滅ぼすため
ある者が現れるだろう‥‥‥
その時がそなたの時代の終わりだ‥‥‥」
大魔王は聞き返した
「何‥‥‥?
それはどういうことだ!?」
王様は答えなかった
「おい貴様!!
何を‥‥‥‥
ﾊｯ‥‥‥‥‥!!」
王様は舌を噛み自殺していた‥‥‥
大魔王は
「面白い‥‥‥‥
ならばその者が現れるまで
儀式のルールを変え
片っ端から我が兵士と人間を闘わせてやろう‥‥‥」
これが今の生け贄の儀式に至った原因である
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