第一章 覇と武の戦い

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しかし闇黒の使者は 「もう遅いわ!! 我が迅速なる速さに敵うまい!!」 というと 闇黒の使者は 兵士達に向けて一直線に突き進み 兵士達を突き上げた!! すると今度は ふっ飛んだ兵士達に向けて 飛び上がりながら蹴り落とした!! その速さは わずか数秒‥‥‥ そして闇黒の使者は 「これぞ!! 華美蹴撃!!!!(かびしゅうげき)」 と言った 続けて闇黒の使者は 「この技は 相手を突き上げて 蹴り落とした時の出血が 華のように美しいことから こういう名が付いた!! しかし 惜しいことだ 一匹だけ 技を外してしまうとはな!」 と得意気に言った そして 生き残った一人の兵士は 「ヘ‥‥‥‥ヘッ! 弘法も筆の誤りってやつか!? 逃げろーっ!!」 と言って逃げて行った 闇黒の使者は 「フン‥‥‥‥ 馬鹿め‥‥‥‥ やつが魔王城に帰るのを 後から追うために生かしてやったまでよ‥‥‥‥ 愚か者め‥‥‥」 と言って 闇黒の使者は 逃げる兵士を後から追いかけた
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