ゆらりゆらゆら

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今日は恋人との珍しく島での逢瀬。 時折都合が良ければ次に上陸する島の酒場で愛しく可愛い恋人を待つ。 当然恋人は約束の時間には現れない。 何時もの事よ…。 と小さくミホークは苦笑し時計を眺める。 約束の刻を二刻経っている。 ため息を洩らすとミホークは立ち上がり酒場を後にした。 最大級の方向音痴な恋人を探しに行く為に。 .
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