走る川
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岩をかみ、しぶきをあげ 魚を押し 風をさき、ふり返らず 水は走る もどれない命を いっしんに走る、走る こんなにも、急いで 水は一途に下ってゆく 滝を落下し すべり、削り 渦巻く早瀬となる 月のない夜も 凍える冬も あらゆる阻みに出会っても 不屈の決意で 水は走りつづける やがて 大地は広がる 光はふりそそぐ 花の色に香りに染まって ゆったりと あたたまってゆく 旅の終わりの予感を たずさえて
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