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遠い遠い、遥か昔…
この星には世界が二つ存在していた。
一つは力を持たない種族、人間が住む下界。
一つは力を持つ、人間から奉られている龍神族の住む天界。
二つの世界は互いに侵食しあいながらこの星を保っていた。
そんな平和も束の間。
突如として下界に降り注いだ災厄。
災厄により世界のバランスが崩壊してしまう。
滅び荒む道を辿る下界。
そんな中ひとり、龍神族と人間の血を引く青年が天界から下界へと向かう。
行く先々で出会う仲間。
時には何かを失い、何かを見つけ…。
災厄の謎を解き明かすため、青年は止まることを知らず進んでゆく。
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