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龍神族について
アヴィラの故郷、天界に住む龍神族は下界に住む人間から奉られている存在である。
彼らは自在に龍や人間の姿に変えることが出来るが、主に人間とよく似た姿で過ごしている。(背中に翼や尾が生えた状態)
アヴィラはハーフのため、完全な人間の姿になってしまう。
アヴィラの父親であり龍神族の王であるイルシャ・ファウスト。
民からの信頼は絶大で、また持つ力も並大抵ではない。
アヴィラはそんな父を誇りに思っており、またイルシャも息子を誇りに思っている。
龍神族は食物を採らなくても生きていける。
天界の大気中に含まれている生命の源であるラピスを取り込み自らの糧としている。
その点、下界はそのラピスの量が天界より少し少ないため、龍神族はあまり下界へ降りることはない。(ハーフであるアヴィラは少しのラピスでも生きていける。)
龍神族は男性の割合が多い。
彼らは二つの世界の秩序を守るため精鋭部隊を作り、世界に生まれた人間たちの負(憎悪、悲哀など)を払う役目がある。
そのためか力や魔力の強い男性が次第に多くなっていった。
女性は僅か一割である。
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