父と母

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  僕は、ヘッドフォンを耳につけゲームに集中する事で、現実から逃げる。   例え影を踏まなくても、憎悪の黒く深い「想い」は、近くにいる僕の心に流れ込んでくる。   これが両親のケンカでなければ、僕は発狂していたかもしれない。  
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