学生服と機関銃

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学生服と機関銃

中学の話です。   あの頃は空気銃が流行っていました。   当然、自分も強力な拳銃をいくつか所持しており、兄貴のガンプラ等を破壊していました。   しかし、ある時、僕は閃いてしまった。   『これを口にくわえて撃つと自殺みたいに見える』 …くだらない子供の発想です。   そして実行。 もちろん弾を抜いて。   『ズガーン!』 …ズガーン? 口内が砂まみれみたいです。   …はい。実は弾が入っていました。   前歯がメガンテを唱え、砕け散りました。   …耐えがたい激痛です。   しかし、俺は男。 我慢だ我慢。 …アホです。   これは我慢できるレベルではありません。   すぐにおかんにバレました。   そして転んだと嘘をつき歯医者へ。   歯医者『なんだコレ?バッラバラやん』 …なんか疑問をもたれてます。   歯医者『痛かったら手挙げてね』 …優しい医者だほ。   自分『はい。』 …まじ痛い。はい挙手   歯医者『痛ぇの当たり前や我慢せぇ!』 …お前は鬼か。 あなた恐すぎます。   そして現在に至る訳ですね~。     みなさん、歯を大切にしましょう。
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