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やっと明日は退院の日!もうしばらく家でっていっても2日だけど養生して、仕事に復帰だ!
仕事したくて仕方なかった。病室でためてた記事の整理したりしてた
やっとやっと…
そんな素晴らしい日にあの勝手気ままな家族が病室にきやがった…ちっ
『望が入院してるなんて…なんでいってくれなかったのよ』とお母さんは泣いている…
『なんでわかったのよ』と私は緑茶をグビグビ飲みながら聞いた
『小川さんの奥さんがこの病院で望みかけたって!しかもパジャマ姿に点滴で…お母さん聞いて倒れそうになったわ』
『なんでわしらに黙ってたんだ』
『そうよ。いくら喧嘩したからって…』
『たかが扁桃腺の手術で家族呼ばないわよ』
『扁桃腺?』と三人は口をあんぐりあけた
『明日退院。私なんかより、店の心配しなさいよ』
『会社に電話したら同僚の人があんまり芳しくないって…』美鈴を抱いたお姉ちゃんが言った
『また私で遊んで…ったく』
『本当に大丈夫なのよね?』とお母さんが何度も聞いた
『そんな心配私が美鈴みてるときしてほしかったな…』
私の言葉にみんな黙り込んだ
『ついでだから報告ね。私来月か再来月結婚することにしたから。マンションも引っ越すの。式はわかんないし、家、出ちゃった身だからね』
『そんな…勝手に決めて…』
『相手は美鈴が1番懐いてる人だから。ね、美鈴』
美鈴はわかってるかのように笑っている
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