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朝美鈴の泣き声で目が覚めた
『お姉ちゃん…美鈴泣いてるよ…』
ベットをみると美鈴一人だけだ
トイレにも風呂場にもお姉ちゃんは居なかった
私は美鈴をあやし、抱きしめたベットの上に置き手紙が…まさかお姉ちゃんへんな事考えてるんじゃ!
私は震える手で手紙を読んだ
『望へ
突然こんなことしてごめんなさい。私は正人と別れる事にしました。美鈴と生きるために、店をしようと思います。そのために大阪のお好み焼き屋へ修業にいってきます
ほんの数カ月でいいから美鈴を看てください!着替えとか諸々全部バックにいれてるし、ミルクの作り方も、離乳食の作り方も書いてます
必ず帰ってくるから望にお願いします。ちなみに正人は北海道に単身赴任してます。それと実家にはくれぐれも知られないようにしてください。大事になりますから
そのくらい望もわかってるよね
では美鈴お願いします
加奈子』
はあぁ…?お姉ちゃん…普通我が子も連れて行くでしょう?
美鈴がまたぐずりだした。おむつ臭い(泣)
私はおむつの交換をすると、ミルクの作り方の紙をみながら作り始めた
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