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ひらくとそこには有り得ないオッサンの写真が…50歳くらいだろうか…頭はバーコードずんぐりむっくりした濃い顔のオヤジである
『望、この方ね、お父さんの知り合いの会社のご子息で望とは同じ歳なのよ!将来はお父様の後継ぎだし…この方とお見合いしてお母さん達安心させてくれない?』
『無理、無理、無理!こんなのどうみても50歳じゃない!うけつけないわよぅ!』
『だったら…この子は望が育ててよ~。条件のめないならしかたないわよね、お父さん』
『だな、母さん』
『孫可愛くないわけ?』
『可愛いけど…めんどくさいじゃない。もう育児するの』
『めんどくさいって…』
『とにかく、望が条件のんでくれたら…面倒みるっていうか助けてあげるわ。まあ今回はお見合いだけで許してあげる。結婚なんて言わないわ』
なんちゅう母親だ!
私は美鈴のために見合いの件だけは約束した
クリアしたら、徹夜の時預かってくれるらしい…
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