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手術の翌日は、夕飯に重湯のようなものがでたが、私はなかなかのみこめずにいた
でも飲まなきゃと30分かかってそれを飲んだ
仕事帰りに誠がきてくれた
『どうだ?痛いか?』
私はホワイトボードに
【最悪ダヨ】と書いた
『緑茶がいいらしいから買ってきたぞ。痛くなったら飲めよ』と緑茶のペットボトルを置いてくれた
【誠が優し過ぎて怖いよ】
『俺はいつでも優しいさ。お前の勘違いだ』
【あんまりさ…私に勘違いさせないでよね】
『どんなだょ…』
【いろいろ!】
『喋れなくても生意気だな(笑)』
【生意気で気の強い女】
『望こそ優しい。勘違いさせる…』一瞬誠の顔が近づいた
その時奴らはやってきた
『望さぁん大丈夫ですかぁ』
『誠きてたのか』
『お、おお!一応同居人だからな、なあ望!』
【もちろん!同居人だもん】
私はホワイトボードを頭の上にもっていった
『いまさら何いってんだよ。お前らお互い好きなんだろ?きっかけは美鈴だったかもしれないけど、ただの同居人がお互いここまでするかよ』と翔平は呆れ顔で言った
『そですよ!望さんの顔女になってるしぃ、誠さん目がハートですよぉ。立派な恋人同士ですぅ』
私達ってそうなの?そんな風に見えてるの?
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