もしかして?

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『3人とも少しは懲りた?自分勝手な事されるとこんなに悲しいし、嫌な気分にさせられるの。お姉ちゃんが1番反省しなきゃ…あ、でも結婚は本当の話し。退院したら彼と挨拶いくから』 『急すぎてお母さん達どうしたらいいのかわからないわ』とお母さんはあたふたするばかり 『どこの、どういう人なんだ?』とお父さんが聞いた 『職場の人よ。美鈴の事1番みててくれて、1番に考えてくれた人』 『望、私が1番悪かったわ。許してね。お店もなんとかなりそうだから、心配しないで。だから結婚式はちゃんとあげてちょうだい。この子も喜ぶわ。もう歩けるのよ』 お姉ちゃんが美鈴をおろすと、よちよち歩きだした 『上手くなったね美鈴』 『のーたん、のーたん』と美鈴は抱っこをせがんだ。私は美鈴を抱き抱えると『ママもじぃじもばあばももう許してあげようか?』 私と美鈴は笑った
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