拾ってはいけない…。

4/6
前へ
/224ページ
次へ
宏美は一旦家に帰り。 着替えて、やっとバックが自慢できる日が来たことを喜んでいた。   待ち合わせ場所に行く途中宏美は、原付による引ったくりにバックを奪われてしまった。   あたりは暗く、目撃者がいないし、叫んでも誰も来ない場所だったため、宏美は必死で走った。   「バックを取り返さなくちゃ…。」   宏美は追いかけるのに夢中になるあまり、曲がりかどを不注意に飛び出してしまった。 すると、勢いよく車に飛ばされ、その場で即死したと言う。
/224ページ

最初のコメントを投稿しよう!

633人が本棚に入れています
本棚に追加