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それ以上に亜沙美は大学でも有名な美人だった。
ただ人見知りなため、あまり男とは仲良くなく、実際啓太が一番仲良い男友達だった。
だから啓太は亜沙美のことが気になっていた…。
頭が混沌としたまま啓太も席に戻ると、そこにはいつもの世界があった。
いつもと変わらない世界…けどその裏側を啓太は知っていた。
いつも通り浩と由紀が盛り上げる…。
(もしも浩と亜沙美がつき合ったら…この光景はみれないんだな…)
「啓太君ぼーっとしてどうしたの!?」
亜沙美が笑いながら話かけてきた。
「ん!?あぁ、ちょっとさ…」
言い訳らしい言葉が浮かばなかった…
亜沙美はそんな啓太に優しく笑った…
(もう…亜沙美とも話せなくなるかもな…)
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