最後に残るのは…。(改正版)

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ある夏の暑い日、キャンプに来ていた、裕太、孝、由美、彩はテントを張り終わるが、買い出しでの、買い忘れに気づき一旦、街に行きかいにいくことにした。   じゃんけんの結果裕太と彩が買い出しに行くことになった。  「早く買って来いよ!」 と、孝があおったのに裕太は少しいらついていた。 理由は街まで一時間走らないといけないからだ。 (往復二時間、買い物に、30分…帰ってきたら五時か) 裕太は早めに出発したかった。 酷い噂を聞いたからだ。 このキャンプ場に入る小道にトンネルがあるのだが、そこを暗い時間に通るのは危険らしい…。 孝もこの話を知っていたから、尚更裕太をからかっていた。 孝はこのキャンプ場に三組の家族連れがいたから、とくに不安はなかった。 ただどの家族も奇妙なくらい。暗いのを除けば…。
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