劣等感

3/9
前へ
/11ページ
次へ
ガチャ 「おじゃましまーす!」 『俺より先に入ってるくせに‥』 「なーに?雄ちゃん。」 『な‥なんでもないよ!』 危ねえぇええ!話変えなきゃ~、あ。 『つーのさん!そういえば俺にお願いって何?』 「あ!そうだった!忘れてた!」 ‥おいおい。 「雄ちゃんにこの服に着替えて欲しいの!お願い❤」 『着替えて欲しいって‥これ‥制服じゃんかぁあっ!』 「だめ?(ウルウル)」 う‥そんなウルウルした目で見られたら‥オイラ‥オイラぁあ~! 『わかっ‥た‥。着る。』 「本当!?雄ちゃんありがと!だいすき♪」 『へ‥へへ‥』 とは言ったものの‥ 「雄ちゃああ~ん?まだあ~?」 恥ずかしすぎて無理ぃいっ! 『つーのさああーん!オイラやっぱ無理だってえ!きもいってえ!』 そう言ったらピタッとつーのさんが喋るの止めた。 『つ‥つーの、さん?』 グスっ え?な‥泣いてる? 「う‥うぅ~。着‥てくんなかったらぁあ雄‥ちゃんなんてギライになっちゃうから゙ぁあ~!」 えぇええぇえええっ!そんなんあり~? 『ごめん、つーのさん!着るから!出るから!泣かないで~!』 「え!本当?ふふっ。早くしてね♪ゆ~うちゃん❤」 え、まさか嘘泣きに騙されるなんて‥悔しい(T_T) .
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加