開かれたパンドラの箱

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    「よく来たな。」     仲間なのだろう。     「あぁ、クリスだ。彼女が…」   「シェバよ。」     それにしても、彼はキジュジュの街に馴染みすぎている。       「レイナード・フィッシャーだ。よろしくな。」     彼から装備とハンドガンを受け取る。     クリスは重装備を嫌う。   どんな大仕事のときでもできる限り軽装で行く。     今日も装備のほとんどは 身につけなかった。     ……あの日だってそうだった。    
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