長男・丈二のその頃の記憶
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僕たちの末妹には 昭和十八年生まれの双子姉妹がいました 母は訓練などの外出の際には、双子姉妹を四畳半の部屋に鍵を掛けて入れ、六歳と四歳の妹に留守番させていました。 ある時は、双子そろって部屋の中で自らの汚物にまみれて寝ていたそうです。 その頃から、双子のうちの一人が体調を崩し、十日もせず亡くなりました。 そして残った片方も、一月せずして、後を追うように亡くなりました。
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