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「オーイ…ボク放置ですかー?」
ハルバートの声で俺とリーザの世界が消える。
「吸血鬼、レオを離せ。」
「…今日はもう帰るよ。」
ちぇっ…と言いながら俺を解放する。
「あ…天使さん、ボクは諦めないからね…レオ君は大事にしてあげるから…」
捨て台詞を吐きながら帰っていった。
「レオ、大丈夫だった?」
ハルバートが消えるなり、リーザは俺を思いっきり抱き締めた。
「…姉ちゃん、有難う。」
小さくお礼を言った後、俺は意識を手放した…。
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