終わりの始まり

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「近いうちにまた進藤から何か接触があるだろう」 「ていうか、このことは五十嵐警部に行ったのか?」 秋山はしばらく黙っていたが 「…言ってない」 「何でだよ?」 「五十嵐さんは来週定年退職するんだ。今言っても余計な心配をさせるだけさ」 「……そうだったのか。だったら言わなくて正解だったよな」 「あぁ、五十嵐さんには今までいろいろ迷惑をかけたからこれ以上迷惑をかけたくないんだ」 「そうか…」 その時、秋山の携帯が鳴った 「!! 悪い」 そう言って秋山は一旦店の外に出ていった
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