プロローグ

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秋山がそんな事を考えていると、後ろから声を掛けられた 「秋山さん」 「何かようか?」 秋山は資料を読みながら聞いた 「さっき警察署の前で男の人に捜査一課の秋山刑事にこれを渡してくれと頼まれまして…」 若い刑事は秋山に手紙を渡した 「俺に?」 秋山は手紙に書かれた名前を見て叫んだ 「!! そいつは署の前にいたんだな?」 「あっ…はい」 秋山は資料を投げ捨てて走り出した 手紙に書かれていた名前は…新藤風馬 秋山がこの5年間探し続けていた男だった
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