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「ハァハァ…」
秋山が署の入口に来た時にはもう進藤の姿はなかった
「くそっ…」
秋山は諦めて戻っていった
秋山は自分の椅子に座って先ほど渡された手紙を開いた
『お久しぶりです。あの火事から5年が経ちましたね。あなたのことだからまだ俺のことを探してるんでしょう。
俺もあなたに借りを返したいので…ゲームをしましょう。
詳しい内容は後日知らせます』
秋山は思わず笑みを浮かべた
「やっと見つけた。進藤…必ずこの手で」
秋山の止まっていた時間が今、静かに動き出した
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