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「なんだ!知ってるのか?2人とも?」
いやいやいや!だって!数時間前に会っちゃってるもん!!!
「お父さん。さっき俺ら道端でぶつかちゃって。それで分かるんです。」
なにげ!"お父さん"って言っちゃってるょ!!!この人...。
「お父さん。どうしてアタシらの家族?」理由を早く知りたかったアタシ。
「大人の理由ってやつだな!!!」
"大人の理由"って...。どんだけ簡単にまとめたかったんだよ...。
「よ~し!これからは家族3人で頑張るぞ~!!!」
アタシの人生って...これからどうなるんだろ。
陸さんのお部屋は、アタシの隣。なんか隣の部屋にアタシと年近い男性居るとちょっとドキドキかもぉ...。
明日、美咲に話そッ!
家族3人で夕飯。気まずい雰囲気...。
アタシがなんか話さなきゃ!
「あッ!あの~。アタシ陸さんの事をなんてお呼びすれば良いか...」
カタコトな敬語で聞いてみた。
そしたら、陸さんが口を開いた。
「俺の事は、"陸にぃ"で!俺は、"優"って呼ぶから!」
おぉ!なんかもう馴れ馴れしいなぁ!!!
お前、今日から家族になったんだぜ!どんだけ?って感じー。
食べ終わって、部屋に戻ったアタシは勉強して、携帯いじって、そのまま寝た。そして、今日1日が終わった...。
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