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第一章 ―神様ー 訪れる道
純愛って何?
運命って何?
永遠って...?
授業中にそんなことばっか考えてた。
ぼーっとしてるアタシ...。
「・・野さん」「牧野さん!」
先生が呼んだ。
「あッ!はい!!!」
アタシは、元気よく返事した。
「牧野さん。今は、授業中ですょ。」
先生は、笑いながら言った。
「・・・はい。すみません。」
そして。
[キンコーンカー・・・]チャイムが鳴った。
アタシの席に誰かが来た。
「優~。また注意されてたね。」
笑いながら来たのが、アタシの一番の親友の美咲(ミサキ)...。
「また。ってね~、アタシは好きでぼーっとしてるんじゃないの!!!アタシはアタシで考え事してるの!」
ちょっと怒った感じで言ってみた...。
「ごめん。ごめん!優~。ほら、昼食べ行こッ!!!」
美咲は、また笑いながら...
「分かった。分かった。」
アタシは、軽そうに返事した。
~屋上~
「あぁ~。恋したいぃ...。」
アタシって最近、恋してないから考え事もいっぱい増えんのか?って。思ったりした。
「優~!あんた最近そんな事しか言ってないょ!!?」
そんな事かぁ・・・。ん!?そんな事だとぉ!!!「ちょっと!美咲!恋はねぇ。女の仔が憧れるものなのよ!!!だからこそ~恋を~しないとぉ、女の仔は今以上に綺麗になれないのょ!」
以上、アタシの説教終わり。
「はいはーい。恋しましょうねー。」
美咲は、いつもそうやって適当に流す。
女の仔の自覚あるのかな?
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