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『隼人ズリーんだよ!!
俺が勝ちそうだからって邪魔してきたりするとか!!』
『それも作戦のうちなんだよ(笑)』
いつ以来だろう…
こんなに心の底から楽しいと思ったのは…
五人でいる時は馬鹿やって楽しくなかった訳じゃない。
でも、竜の事を意識するようになってからは目が勝手に竜ばかりを追ってしまい、あいつらが竜にとる些細なスキンシップでさえ嫉妬してしまう有り様だった。
触るな…それ以上近付くな…
でも、今は竜と俺の二人だけ。
変な神経を使わずに竜だけを見ていられる。
竜も今だけは俺だけを見てくれていると思うだけで嬉しかった。
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