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「・・ふぅ。やっぱり・・・そうだよな」
「・・・」
「分かってたんだ。橘の気持ちは。でも片思いのままじゃ進めないからさ。ま、結果は予想通りだったけど・・・」
「渉君。私は4人でいるときが楽しくて、ヒナと渉君に会えたことはよかったと思ってるし、渉君のことは好きだけど・・・やっぱり私は」
「ああ。分かってる。涼のことが好きなんだろ?」
「・・こくん」
「その気持ち大切にしろよ。いつか涼に伝える時のために」
「!・・・うん。ごめんね。渉君」
「あんまりごめんって言わないでくれよ。傷つくから。(苦笑)こういうときはありがとうって言ってくれよ」
「ありがとう。渉君」
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