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「そういや彩花。渉はどうしたんだ?」
俺はずっと気になっていた疑問を彩花に聞いてみた
「あ、え~っと。渉君ならなんか用事思い出したからって言って先に帰ったよ」
少しアタフタしたように答える彩花だった
その言葉にヒナはピクッっと何か反応したようだった
「え?まじで?まぁ用事なら仕方ない・・・か」
「う、うん。それより早く花火みるための場所を確保しようよ」
「ああ。そうだな。じゃあ行こうか」
それから俺たちは、人ごみのいない場所を探しに少し歩くことにした
だが、その時の空気はすごく重かった気がした
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