帰り道

8/30
前へ
/366ページ
次へ
ガチャ 私は家に着き、涙をぬぐいながらドアを開ける 「あ、ヒナちゃん。おかえりなさい。お祭りはどうだった?楽し・・・え?ヒナちゃん?どうしたの?」 出迎えてくれたのはお母さんだった いつも陽気な母であるが今は私の顔をみて驚いたように声を荒げた 「・・・お母さん。私、涼君と彩花にひどいこと・・」 「・・・話は後で聞いてあげるから、お風呂にでも入って落ち着いてきなさい」 お母さんは状況を少し理解したのか、落ち着いて提案した 私もそれに頷いて風呂場へ向かった
/366ページ

最初のコメントを投稿しよう!

596人が本棚に入れています
本棚に追加