帰り道

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道の真ん中だが、もう夜ということもあり、あまり人は通っていない いたとしても私には関係なかった もっと涼の傍にいたい そう想いながら私は涼の胸に顔を埋める ごめんね。ヒナ。つまらない嫉妬しちゃって ありがとう。涼。こんな私を信じてくれて 大好きだよ 今はまだ心の中でしか言えないけど、絶対伝えるから、それまで待っててね 私たちは少しの間抱き合って、帰宅した 帰宅するまでの道のりはお互い無言だったが、気まずい雰囲気ではなかった
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