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でも、ここで考えてても仕方ない
ガバッ!
私は再びバッグを抱え直す
「彩?大丈夫?」
「っ!ごめん二人とも!私先に帰るね?お疲れさま!」
「あ、うん。お疲れ様…」
バタンッ
私は勢いよくドアを閉め、真実を聞くために涼の家へと急いだ
嘘だよね?
付き合ってんかないよね?
きっとお祭りの時にヒナと二人っきりになっちゃったのを誰かが見て、ソレが噂になっただけだよね?
こんな風に考えちゃう私は汚い女かもしれない
でも、どう思われても構わない
だってそれほど私はアナタが好きだから!
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