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ヒナも同じぐらい辛いはずなのに俺の練習に付き合ってくれている
本当は断ったのだが、ヒナがやりたいと言ってくれたので言葉に甘えてしまった
嫌な顔をしないで部員の一員として本当によく働いてくれている
ヒナに無理言って高校を俺に合わせてもらって、ここまで働いてくれているヒナのためにも絶対に全国に行きたい
そして何より自分のために、俺は俺の精一杯を残りの高校生活に懸けると誓ったんだしな
もう、誰にも負けねぇ
「次、ラスト!」
パシッ
キュッキュッ
ヒュッ
スパッ
「ふぅ。お疲れヒナ!ありがとな」
「ううん。私が好きでやってるんだから気にしないで
それより片付けは私がしておくから涼君はお風呂にでも入って来て?」
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