地獄の合宿はドッキドキ?

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---ヒナ 「……ここまでしてくれるお前のためにも自分のためにも絶対に約束果たすからな」 そう言ってくれる涼君の言葉がすごく嬉しくて、胸が熱くなった ドキドキと心臓の音がうるさい スッ 私は無意識に涼君の肩に顔を埋めた 「ヒナ?」 「どうして、そんなに優しいの?」 「え?」 涼君のシャツに顔を埋めているとすごく安心した臭いがしてきた こんなに密着するのは多分これが初めて 当たり前だよね。私達は付き合ってる訳でもないんだから 涼君がこんなに優しいのは性格上のことで"私"だからじゃないんだろうけど… でも少しぐらい…少しぐらい 「自惚れちゃダメかな?」
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