地獄の合宿はドッキドキ?

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「ヒ…ナ…?」 私は顔を上げて涼君の顔を真っ直ぐに視る お互いの顔がものすごく近い きっと私の顔は真っ赤だと思う そして涼君の顔も赤くなっているのが分かる 少し顔を上げればキスもできてしまうような距離だった もう、止められないかも… 「涼君…」 「ヒ…」 「私、涼君の事…」 ピリリリリリ!ピリリリリリ! 「あ?」 「(ビクッ)」 突然涼君のポケットから携帯の音が響いて、距離をとる私達 悶々とした空気が一瞬で冷めた 「あ、えっと悪い…」 「あ、ううん。私こそ…メールかな?」 「あ、うん。彩花からみたいだな」 「っ!なんて内容?」 「えっと残り1日頑張って的な…」
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