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「そっか」
私はゆっくりと立ち上がって空を見上げる
「じゃあ頑張らないとね」
「あ、ああ」
「じゃあ、そろそろ寝ないとね。明日のロードに起きられなくなっちゃうし」
「そう…だな」
「じゃあ涼君、今日はお疲れ様。また明日ね。お休み」
私は涼君の方を振り向かずに、就寝施設に入ろうとする
「ヒナ!」
すると涼君から声をかけられた
「ん?何?」
私は作り笑いで涼君の方を振り返った
「あ、いや、えっと…おやすみ」
「うん」
涼君は私を察してか、それを言っただけだった
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