地獄の合宿はドッキドキ?

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・・・ 「ありがとうございました!」 「ふぅ~やっと終わったぁ~」 「早くシャワー浴びに行こう」 なんとか2時間の練習に耐えたが、私の身体はちょっとやばかった 練習が終わった途端に、頭がクラクラして来たのだ 少し吐き気もしてきて、立っていられなくなった 私はその場にしゃがみ込んで、呼吸を整えようとする 「え?彩どうしたの?」 「彩っち大丈夫か?」 陽子となっつが心配してくれているのが分かったが、私は喋れなかった 「ちょっと、彩!?」 「多分、熱中症の症状だろう。これだけ暑いからな とにかく保健室に行こう」 「うん。彩、肩貸すから掴まって」 「う…ん。ありが…とう」 私は2人に支えられながら保健室に向かった
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